代表が発信する「福島原発核事故関連情報」です


No.107 2022/5/17

 

みなさま、最近の報道からいくつか取り上げました。どれもご注目ください。

■2022/05/14 2022年5月21日「報道特集」予告
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=TuVxDXzaOl4&feature=youtu.be&fbclid=IwAR3ZLP1rVTs9UPFflT9KWMTSIXut8-afqWspxcSL4zeeGt19nQ1WkcwtSRU

■2022/05/17 民の声新聞 【原発事故と国内避難民】国連特別報告者ダマリーさんの訪日調査、ようやく秋に実現へ 訪日要請から4年「区域外避難者の問題明らかにされること期待」
http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-649.html

■2022/05/12 民の声新聞 【子ども脱被ばく裁判】男性原告が怒りの意見陳述「情報隠蔽、被曝線量限度引き上げは法令、正義、国際常識、ヒューマニズムに反する」~18日に仙台高裁で第3回口頭弁論
http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-648.html


No.106 2022/4/30

ご覧ください。

■2022/04/20 民の声新聞 【133カ月目の飯舘村はいま】被曝リスクは無視して再開? オートキャンプ場が今週末オープン 村民からは「汚染状況の公開を」との声
http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-643.html?fbclid=IwAR0jDaGWYVu7i2n4uRsnQQpY-MI-NAPT6th8mG4VnYp_9vxN1LjmATH5CXo

■国内避難民の人権に関する国連特別報告者による訪日調査を実現する会
<NEWS!>4/27衆議院経済産業委員会にて三度目の訪日調査の質疑!!
https://ceciliajimenezamary.livedoor.blog/archives/15481546.html?fbclid=IwAR3V-xkorE-fuj6CuUeg0RSev3lmXpbra69R3X6ffMuai0fmRtYDelpL_Wg

■2022/04/24 いわき市民放射能測定室 柴崎直明講演会「原発構内の止水について」
講演会主催:海と命を守る福島ネットワーク
2022年4月24日にいわき市内で開催された福島第一原発 地質・地下水問題団体研究グループ 福島大学共生システム理工学類教授の柴崎先生のお話です。大熊町と双葉町の断崖絶壁を大きく崩し、削って建てられた原発。地層の調査や地下水の流れは把握した上で行ったのか?など、事故以前、建設当時からの事情がわかるお話です。
https://www.youtube.com/watch?v=1cnaf6G_EEA


No.105 2022/4/27

 

日本政府の「ALPS処理水」海洋放出安全論を信頼しない諸外国について、ONOLULU CIVIL BEATが報道しています。ご覧ください。翻訳はdeeple翻訳です。

海外記事 HONOLULU CIVIL BEAT
https://www.civilbeat.org/2022/04/scientists-japans-plan-to-dump-nuclear-waste-into-the-pacific-ocean-may-not-be-safe/

科学者たち 日本の放射性廃棄物の太平洋への投棄計画は安全でない可能性があ

科学者委員会は、太平洋への廃水放出の安全性を裏付けるデータには重大な欠陥があることを明らかにした。

By Thomas Heaton /2022年4月25日 約14時間前 読了時間:5分

独立した科学者たちは、利用可能な証拠を検討した結果、100万トン強の原子力発電所の廃水を太平洋に投棄するという日本の計画に疑問を呈しています。

政府間機関である太平洋諸島フォーラムによって雇われた学際的な科学者のパネルは、排水が完全に安全であるという決定的な証拠を発見しておらず、ある海洋生物学者は汚染が食糧システムに影響を与えることを懸念している。

日本は昨年、2011年3月の東日本大震災で破壊された福島第一原子力発電所からの排水を、2023年に太平洋に投下すると発表した。

この発表を受けて、アジア太平洋地域の国や地域は直ちに懸念を示し、太平洋諸島フォーラムは、この計画を検討するために5人の独立した専門家からなる委員会を設置した。

(写真:説明 2011年5月、福島第一原子力発電所の原子炉ユニットを検査する国際原子力機関(IAEA)の事実調査団員。提供 グレッグ・ウェッブ/IAEA)

以前は、汚染水から放射性物質を取り除く「高度液体処理システム」技術で処理されていることから、排水を海に落としても安全との見方が強かった。

しかし、ハワイ大学ケワロ海洋研究所のロバート・リッチモンド所長によれば、委員会は全員一致で、重大な情報不足が残っていると考えているという。

日本の計画の安全性をめぐるこれまでの議論では、汚染水の化学的性質が強調されていたが、海洋生物との相互作用については考慮されていなかったと、リッチモンド氏は言う。

「もし海が無菌のガラス容器であったなら、それは一つのことだろう」とリッチモンドは言った。「しかし、そうではなく、多くの生物学的要素が関わっているのです。
(写真:説明 ハワイ大学ケワロ海洋研究所所長ロバート・リッチモンドは、海洋生物への廃水排出を懸念しています。)

コーリー・ラム/シビルビート
リッチモンド氏は、放射性同位体が植物プランクトンに結合することができるため、懸念される主要化合物であるトリチウムが食物系に吸収される可能性を特に懸念しています。

植物プランクトンは、軟体動物や小魚に食べられ、その小魚が他の魚に食べられ、最終的には人間に食べられ、放射性元素は植物プランクトンを通して、より大きな食物系に入り込む可能性があるとリッチモンドは言う。

「魚に含まれる水銀などは、今や国際的な関心事になっている。放射性核種も同じでしょう」とリッチモンドは言う。

気候変動が水温に影響を与え、気象パターンが変化するため、状況もダイナミックに変化する。

「気温が上がると、多くの化学物質はより相互作用が強くなり、分解の仕方も少し変わってきます」とリッチモンドは言います。「これらはすべて、私たちが考慮しなければならないことです。

大衆を混乱させる
太平洋諸島フォーラムは、日本の計画が高度に専門的であるため、政策と異なる科学分野を専門とする専門家委員会を招集した。

PIFは、この記事のためのインタビューの要求に応じなかった。

しかし、フォーラム事務局長のヘンリー・プナ氏は、日本がフォーラムと開いたいくつかの説明会ではオープンで率直だったが、データを見て助言するために独自の専門家グループを招聘したかったと述べている。

プナ事務局長は9月、「私たちにとって、この問題は非常に緊急であると同時に、非常に慎重な思考が必要であることを申し添えておきます」と述べている。


(写真:説明 被災した福島第一原子力発電所を廃炉にするための日本の計画と作業を審査する2015年のIAEAミッションの一環として、福島に派遣されたチーム。提供:IAEA スザンナ・ルーフ/IAEA)


日本は処理水を太平洋に放出すると発表して以来、その計画が安全であることを確認するために国際原子力機関(IAEA)と協力してきた。IAEAは2月に第1回目の評価を行い、最近3月末に第2回目の評価を完了した。
IAEAのホームページによると、今後2ヶ月の間に現地視察の報告書を提出する予定で、水が出る前に完全に包括的な報告書を発表することになる。

リッチモンド氏は、パネルが日本やIAEAと協力して最良の結果を得たいと述べた。

それにもかかわらず、パネルが見た情報では、廃水のタンクの1%未満しか処理されておらず、20%未満しか十分にサンプリングされていなかったとリッチモンド氏は言う。

「この数字だけで、事態の行く末を予測するのは気が引ける」とリッチモンド氏は言う。

太平洋の視点
昨年のこのニュースに対し、地域団体や環境保護団体はいち早く反応し、核実験の遺産と放射性降下物を抱えるこの地域への長期的な影響について懸念を表明した。そして、沿岸のコミュニティや漁師 そして、日本国内の沿岸地域や漁業者からも懸念の声が上がっている。

米国は昨年4月にこの計画への支持を表明したが、その後、米国の準州や関連州から批判が相次いでいる。

北マリアナ諸島のシーラ・ババウタ下院議員は、太平洋におけるいかなる核実験、貯蔵、廃棄物処理にも反対する決議案をCNMIの下院に提出した。

(写真:説明北マリアナ諸島連邦のシーラ・ババウタ下院議員は、太平洋における核実験、貯蔵、廃棄物の処分に反対している。フェイスブック/シーラ・J・ババウタ議員)

米国がその立場を表明し、他の太平洋地域の団体や政府がこの動きを非難した数カ月後の12月に可決された。

天然資源委員会の委員長を務めるババウタ氏は、「関与の欠如、情報の欠如、自由意志に基づく事前の同意の欠如に本当に失望している」と述べた。

太平洋地域の多くの人々が抱いている不信感は、第二次世界大戦後のマーシャル諸島共和国での米国の核実験、キリバスでの英国の核実験、フランス領ポリネシアでのフランスの核実験に起因しており、これらは太平洋地域の人々の環境と長期にわたる健康に影響を及ぼしてきた。1979年、日本はマリアナ海溝にドラム缶1万本分の核廃棄物を投棄する計画を明らかにし、反発を招いた。

ババウタさんは、太平洋の他の地域に対する連帯感を示すために、この決議案を提出したという。

「海は私たちの最古の祖先です。海は私たちの遺産です」とババウタさん。「私たちが子供たちに残すものなのです。                          

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳)


No.104 2022/4/14

 

汚染水の海洋放出決定から1年を経た昨日、全国各地で市民によるスタンディングが行われました。
参加したみなさんもいらっしゃることと思います。お疲れさまでした。
私も朝の登校時、高校前に立ちました。挨拶をする学生が多いことに驚きましたが、通勤する車内から会釈を頂いた教員はたった1人…、こちらも驚きました。関連報道、ご覧ください。

■2022/04/13 茨城新聞 福島第1処理水放出決定1年 「海に県境ない」 茨城漁連、対応の差に不信感
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16497585610487&fbclid=IwAR0JNVicH0mJNtDSkzsAWzx8-JPcWG9P7xDKyQ2WcaaLdPq68HnrU-J499Q

■2022/04/13 河北新報 風評払拭、進まぬ理解 処理水海洋放出方針決定から1年
https://kahoku.news/articles/20220412khn000034.html

■2022/04/13 東京新聞 「事故の影響を広げることは許されない」 海洋放出撤回求め、各地で抗議 東電福島第一原発の処理水巡り
https://www.tokyo-np.co.jp/article/171455

■2022/04/13 NHK 福島第一原発 処理水放出決定から1年 理解得られるかが課題に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220413/k10013580071000.html


No.103 2022/4/8

 

みなさま、福島原発核事故関連情報です。

■2022/04/07 神奈川新聞社Yahoo!ニュース 原発事故の健康被害「なかったことにするな」 立民・阿部氏がEU書簡への政府対応で批判
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1cf1f6b2471fa894ed52967c9cdd6d44fcf151b?fbclid=IwAR2Q2HJcdJBNK1Wjc2LdsbV5TSAh3fNzLeOiDCpMWl9G77PaGmb8HMZveoU

■2022/04/05 茨城新聞 原子力人材足りぬ 苦慮する業界 除染や解体、深刻さ増す
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16490706875205&fbclid=IwAR1scEyXUcyANdfS5skxKQAJAZVdL3y8M21Wiln_AM7QvzQOWKtqCyMYVMA

■2022/03/31 NHKWeb 柏崎刈羽原発 火災報知器など3500余使うべき部品使われず
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220331/1030020687.html?fbclid=IwAR1AgBIUwUzHvSEW7M9K79ObOHt8Vz_6OY-6BOZSp5muu7NTvd2R2k4dcuE


No.102 2022/4/6

 

久しぶりの福島原発核事故関連情報です。ご覧ください。

■2022/04/05 東京新聞 原発への武力攻撃で格納容器破損したら…東海第二周辺で37万人死亡 環境経済研・上岡所長が試算
https://www.tokyo-np.co.jp/article/169827

■2022/04/05 東京新聞 「いささかも反対に変わりない」全漁連会長 福島第一原発の処理水海洋放出めぐり岸田首相や経産相と面会
https://www.tokyo-np.co.jp/article/169887

■2022/04/06 FoEJapan 【抗議声明】国際協力銀行によるニュースケール社出資に抗議 - SMRでも、放射能汚染、核廃棄物、事故リスク、テロや戦争リスク変わらず
https://foejapan.org/issue/20220406/7398/?fbclid=IwAR0tMm9TKho926cRc3SbNZnJ7Xt_TjlGTmVetL88azjiKFNKnjJZ0VYV9Ns

■民の声新聞…大切な情報が分かりやすく報道されています。
http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-date-202203.html


No.101 2022/3/31

 

片岡輝美です。会津放射能情報センターも賛同団体となりました3月29日東電・政府交渉を、民の声新聞が報道しましたので、まずご紹介します。

■2022/03/31 民の声新聞 【11年目の汚染水はいま】エネ庁や東電「福島県漁連との約束反故にしないが海洋放出計画もやめない」 公聴会開催の求めにもゼロ回答~東電・政府交渉
http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-639.html

■みなさまへ(拡散希望)から以下は原子力規制を監視する市民の会の報告です。
東電・経産省の回答は全く不誠実で、酷いものでしたが、12ページに亘る要望書賛同団体からのコメントは圧巻です。ぜひお目通しください。

■みなさまへ(拡散希望)
3月29日(火)午後、福島第一原発の処理汚染水の海洋放出の中止を求める要
望書の提出と東電・政府交渉が参議院議員会館にて行われました。
http://kiseikanshi.main.jp/2022/03/31/177665/
映像(UPLAN)https://youtu.be/0xidQMEFdW4

〇漁協を含む「関係者の理解なしにいかなる処分も行わない」との約束を守れ
〇福島県民が再三要求してきた県内各地での公開の説明会は開かれていない
〇一方的な説明ではなく公聴会を全国各地で開け。それまでは海洋放出の作業を
止めよ
〇海水中の放射能濃度について年々の蓄積は考慮されていない
〇廃炉に法的規定はない。実際進んでおらず、海洋放出だけを急ぐ理由はない

会場とオンライン合わせて100名ほどの参加がありました。設定をお願いした
福島みずほ議員も参加されました。主催は、これ以上海を汚すな!市民会議、避
難計画を案ずる関西連絡会、国際環境NGO FoE Japanの4団体。

要望書に対しては、全国ほぼすべての都道府県と海外から、合わせて225団体
から団体賛同をいただきました。主催4団体合わせて229団体で提出しました。
賛同に際して多くの海洋放出の中止を求めるコメントをいただきました。ご協力
ありがとうございました。

要望書(団体賛同入り)
http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2022/03/yobosyo-dantaisando.pdf
要望書団体賛同に寄せられたコメント
http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2022/03/comment.pdf

会場には福島から米山さん、避難計画を案ずる関西連絡会から小山さん、島田さ
ん。が参加されました。院内集会の後、要望書を提出し、東電・政府交渉に移り
ました。オンラインで福島と各地の参加者がつながり、一体となって追及しまし
た。

院内集会プレゼン資料1
http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2022/03/purezen1.pdf
院内集会プレゼン資料2
http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2022/03/purezen2.pdf
院内集会プレゼン資料3
http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2022/03/purezen3.pdf

東電・経産省はひどい対応でした。福島のみなさんが、住民向けの公開の説明公
聴会の開催を何度も要求しているのに応じない。事故に加えて海洋放出なのに住
民の声に耳を傾けようとしない。福島とつながり、全国から海洋放出反対の声を
強めなければとの思いを強くする場となりました。以下、交渉の主なやりとりで
す。

事前質問
http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2022/02/shitsumonnsyo.pdf
事前質問の参考資料
http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2022/03/sanko.pdf

◆質問1 東電が放射線影響評価報告について意見募集を行ったが、意見の分
もせずに、変更申請書の参考資料として規制委に提出し、審査を受けていること
について

東電は、海洋放出の政府方針が決まったので変更申請書を提出したと言うだけで、
意見募集については件数すら明らかにしませんでした。件数は後程確認すること
になりました。市民側は、提出した意見を無視して審査を進めていることを批判。
提出した意見を分析し、評価報告に反映させること、これを審査に優先して行う
よう要求しました。

◆質問2 評価報告では放射能の年々の蓄積が考慮されておらず、年末ごとに
年までの放射能が海からなくなる条件で評価がおこなわれていることについて

東電は海藻中の放射能濃度について、はじめから平衡状態を想定しており、実際
よりも保守的な想定をしていると回答しました。市民側は、海藻と海水が放射能
のやりとりを繰り返すことにより放射能濃度が相対的に増える現象がセラフィー
ルドで生じていたとし、こうした現象が考慮されているか問いました。東電は考
慮されていないことを認めました。市民側は、考慮した場合、年々の蓄積を考慮
しなければならない可能性があるとし、再検討を要求しました。

◆質問3 経産省と東電が「関係者の理解なしにいかなる処分も行いません」
約束したことについて

東電は「関係者」に漁連が入ることを認めたうえで「漁連との約束を反故にする
つもりはない」と答えました。経産省も漁協や商売上の関係する人は入ることを
認めましたが、放出ありきで理解を深めてもらうというのが基本姿勢でした。す
かさず福島から、県民も含めるべき、県内自治体の7割の議会が反対・慎重の決
議を上げていることも考慮すべきと指摘がありました。

経産省が、理解をえる努力を行っていると何度も強調したのに対し、福島から、
公開の場での説明公聴会を県内各地で開催することを要求しているが、2018
年に小委員会主催で開催されたきりで、経産省主催の開催はない。何度も何度も
要望しているのになぜ応じないのか、と強い意見が出ました。

経産省は「(説明会の)形式にはこだわらずに考えたい」と述べ、非公開の場で
特定の関係者だけの懇談会を重ねるやり方を正当化しようとしました。市民側は、
形式にこだわらないのであればなおさら、説明公聴会の形式でもやればよいとし、
さらに、「理解をえて進める」というのであれば海洋放出の準備や審査を中断し
て話し合うべきだと強く要求しました。

この件については交渉後の感想会で、福島から、説明公聴会を開いて欲しいとい
う要求を、福島県内だけでなく、全国から、全国各地で開催するよう声を上げて
欲しいとの話がありました。

◆質問4 敷地内のタンク増設の余地について東電の資料に「タンク増設の余
は限定的」とある件について

具体的に「増設の余地」がどの程度あるのか聞きましたが「限定的」というだけ
で回答はありませんでした。

◆質問5 放出を進める一方でトリチウムの分離技術の開発を進めている件に
いて

経産省が「直ちに実用化できない」「長い期間を要する」と回答したので、長い
期間とはいつまでかと聞きましたが「いつまでとは言えない」と言うだけでした。

◆質問6 海洋放出は廃炉に伴って取り出されるデブリや廃棄物等の置場を確
するためと言うが、そもそも廃炉の法的規定がはっきりしないことについて

東電・経産省は、海洋放出は廃炉のためで両者は関係していることは認めました。
そのうえで、特定原子力施設であるフクイチの廃炉は何を意味するのか聞くと、
燃料デブリ取り出し等の進捗状況を踏まえて検討すると回答。「全量取り出す」
とは言えませんでした。廃炉の法的規定については、答えを渋っていましたが、
現在審査中の「実施計画」は廃炉とは関係ないとし、「廃炉の法的規定はない」
と認めました。市民側は、法的規定もなく、現実に廃炉の作業が進まない状況で、
海洋放出だけを急ぐ理由はないとし中止を求めました。

◆質問7 海外の反対の声があがっている件について

海外から懸念の声があるのは承知している。海外へも発信していると。ここでも
相手の意見を聞くことはなく、一方的な発信にとどまっています。オンラインの
参加者から、ミクロネシアの大統領が事前の説明もないと抗議したが何の対応も
ないとの紹介がありました。どのような対応をとっているのか確認して回答する
ことになりました。

今後も、福島の皆さんと連携し、海洋放出反対の声を一層強めていきましょう。

以上転載終わり


No. 100 2022/3/26

 

しばらく関連情報をお送りしておりませんでした。関連情報がなかったからではなく、ありすぎて…という状況が、正直なところです。また共有していきたいと思います。

11年経て、若い世代が発言し始めています。動画をご紹介します
■大阪弁護士会 3 .11シンポジウム 原発事故から11年-子どもだった被害者が今語りはじめているこ
https://www.youtube.com/watch?v=lk8TKTruNMw


No.99 2022/2/19

 

汚染水海洋放出に関する報道などです。ご覧ください。

■2022/01/20 日弁連
福島第一原子力発電所事故により発生した汚染水等の処理について海洋への放出に反対する意見書
https://www.nichibenren.or.jp/document/opinion/year/2022/220120_2.html

■2022/02/18 AFP通信
https://www.france24.com/en/live-news/20220218-iaea-wraps-up-first-trip-to-monitor-fukushima-water-release

deeple 翻訳
東京(AFP) - 国際原子力機関(IAEA)は金曜日、日本の福島原発から計画されている処理水の放出を審査する最初のミッションで「大きな進展があった」と発表した。

月曜日から、IAEAのタスクフォースは、ほとんどの放射性元素を除去するために処理された水を徐々に海に放出するという日本の計画を評価するために日本に滞在している。

IAEAのリディ・エブラード事務次長によると、IAEA以外の専門家を含む国際チームは、早ければ来年3月に開始される予定の放出に向けた現場の初期準備を調査したとのこと。

「IAEAタスクフォースは今週、処理水の放出に関する日本の運用・規制計画について理解を深めるための作業を大きく前進させた」と彼女は記者団に語った。

2011年の津波でメルトダウンして以来、雨水、地下水、冷却水など100万トン以上の液体が、事故を起こした福島原発のタンクに溜まっており、スペースがなくなってきている。

IAEAは、他の原発の廃水処理と同様であるとし、すでに放出を承認している。

しかし、近隣諸国は環境と安全性に懸念を示し、地元の漁業コミュニティは、評判を回復するための長年の努力を台無しにすることを恐れて、反対しています。

水は処理されるが、トリチウムを含む放射性元素が残っている。専門家は、それが危険であるという証拠はないと言うが、反対派は計画の阻止を望んでいる。

エブラド氏によると、タスクフォースは旅行中に水のサンプルを集め、技術的な情報を収集し、4月下旬にその結果を発表する予定で、数年にわたる見直しの最初の報告書になるとのことである。

金曜日の記者会見に先立ち、グリーンピースはタスクフォースの調査に対して「あまり期待していない」と述べ、放出に代わる選択肢を検討するよう呼びかけた。

グリーンピース東アジアのシニア原子力スペシャリスト、ショーン・バーニー氏は声明の中で、「IAEAは環境や人間の健康、人権を放射線リスクから守ることができない--それは彼らの仕事ではない」と述べている。

エブラド氏は、国連系の組織は計画に対する懸念に耳を傾け、「非常に真剣に」受け止めており、見直しは「客観的で科学的なアプローチを提供することが目的」だと述べた。


No.98 2022/2/2

 

まとめて動画を上げました。どれも重要な記録です。お時間を見つけて、ご覧ください。

■2022/01/31市民生活環境を考える会 
調査報道 通称「宮崎・早野論文」 『科学的』の正体~私たちは実験台だったのか~
https://www.youtube.com/watch?v=cOgL4De66V4

■2022/01/27 アワプラネットTV
News「『被曝で小児甲状腺がん』東電を提訴へ〜原告が涙の訴え」
https://www.ourplanet-tv.org/44328/

■2022/02/02 はっぴーあいらんどネットワーク 
【生配信トーク】情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島
https://www.youtube.com/watch?v=YICBIN1H60Y

■2022/01/02 日テレNEWS 
【調査】福島第一原発原子炉建屋の中は? 水素爆発…黒い煙の正体を解明へ
https://www.youtube.com/watch?v=YhQf2x_dAVc


No.97 2022/1/26
情報共有します。
■【特別篇!!福一視察報告】
県民健康調査検討委員会を「検討」する会-第16回-
2022年1月26日(水)20:00~22:00 リモート討論会
今回の「検討する会」では、第43回県民健康調査検討委員会で座長に決まったばかりの星北斗氏が、2021年12月25日参議院選出馬表明をした件。1月14日におしどりマコ・ケンさんの要望により実現した、廃炉作業中の福島第一原発構内取材内容などを主にお伝えいたします。第18回甲状腺検査評価部会に関しての情報は、今回は短時間で問題点の整理のみとする予定です。皆様のチャットも参考にしながら、いつものメンバーで討論して行きます。
https://youtu.be/xojAWI9JOi8
■2022/01/24 民の声新聞 【130カ月目の汚染水はいま】「海に流されるのは放射性物質だけではない!」専門家が危惧する燃料デブリ内の有毒な化学物質~いわきで講演会
■2021/1/14(日付変わって15) おしどりマコさんケンさん福島第一取材報告
https://twitcasting.tv/makomelo/movie/717104607
■2022/01/11 TUF 独自 処理水関連の公文書 県が不開示

https://www.youtube.com/watch?v=ORhOmWFqzZY


No.96 2022/1/19

 

甲状腺がん患者が東電を提訴します。長く厳しい闘いになると思います。司法が彼ら彼女らの訴えに誠実に向き合い、人権が守られることを心から願ってやみません。

■2022/01/19 東京新聞 「福島第一原発事故の被ばくで甲状腺がんに」と主張 事故当時子どもだった6人が東電を提訴へ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/154959?fbclid=IwAR0-zUuGCXBTIUbwajWAbTGLKRfCec6zeFBO8OHPhtif8pYUq9JbE8h2PrM

■2022/01/19 東京新聞 「結婚、出産、将来のこと。考えられない」甲状腺がん26歳、肺転移も 東電提訴「今できることを」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/154986?fbclid=IwAR3Qyo_ogYftlFhucgxx9NGb8cfCkofMWG58dyFSWd1sBlqProBdvSNUrTU


No.95 2022/1/17

 

こちら、お薦めします。ぜひご覧ください。

【生配信トーク】情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島
2022年1月21日(金)20:00〜22:00
https://www.youtube.com/watch?v=YICBIN1H60Y

情報公開請求によって明らかにされたのは大手広告代理店「電通」が多額の血税を使い「安全神話づくり」を国と協力して行ってきた事だった。2011年3月11日 東日本大震災、そして原発事故、福島県が何よりも災害対策にあたらなくてはならい立場でありながら、3月16日には安心安全プロパガンダのための放射線健康リスク管理アドバイザーの承諾書を山下俊一ら3氏から取り3月17日には3氏に委嘱した。

情報開示請求で見えてきた事は何か?
福島県、環境省、経済産業省などに電通との契約書などの情報公開請求を続けてきた野池元基さん
東京電力福島第一原子力発電所事故後、東京電力の記者会見や福島にも頻繁に足を運び取材を続ける、おしどりマコさんをナビゲーターにライブトーク番組を配信します。

皆さんからの質問やご意見も取り上げていきますので、コメントでぜひご参加ください。

〈出演者プロフィール〉
野池元基(のいけ もとき)| 農民。長野市在住。信州発・産直泥つきマガジン『たぁくらたぁ』発行・編集人
福島原発事故に関する電通事業の情報公開請求活動によって日隅一雄・情報流通促進賞2021大賞を受賞。その後、電通研を有志で発足。著書に『サンゴの海に生きる』(農文協)、共著に『江戸時代にみる日本型環境保全の源流』(農文協)、『環境を破壊する公共事業』(緑風出版)など。

おしどりマコケン|漫才師
マコとケンの夫婦コンビ 横山ホットブラザーズ、横山マコトの弟子
ケンは大阪生まれ、パントマイムや針金やテルミンをあやつる。パントマイムダンサーとしてヨーロッパの劇場をまわる。マコと出会い、ぞっこんになり、芸人に。マコは神戸生まれ、鳥取大学医学部生命科学科を中退し、東西屋ちんどん通信社に入門。アコーディオン流しを経て芸人に。
東京電力福島第一原子力発電所事故(東日本大震災)後、東京電力の記者会見、様々な省庁、地方自治体の会見、議会・検討会・学会・シンポジウムを取材。また現地にも頻繁に足を運び取材し、その模様を様々な媒体で公開している。

<聞き手>
種市靖行・鈴木真理・千葉由美


No.94 2021/12/12

 

下記の情報を共有します。

福島第一原発1号機と3号機内の調査映像が公開されました。瓦礫が片付けられているところ…、いったい何人の作業員が、どれほどの被曝をしながら片付けていったのか…。廃炉作業(というか、収束作業と言ったほうが良いと思いますが)はどの工程においても、被曝を伴います。(もちろん、通常の原発や再処理工場でも、作業員を被曝させています)

国は、何を持って廃炉とするかを決められません。分からないことだらけだからです。なのに、ロードマップでは30〜40年で廃炉にすると…。そんな無茶苦茶なロードマップは、作業員に被曝を強いるだけです。汚染水の自然減衰を待つ、原子炉内の自然減衰を待つことで、作業員の被曝は低減できます。チェルノブイリ原発でもスリーマイル原発でも、人権と健康を守るために原子炉内の自然減衰を待っています。誰かがやることになる福島原発廃炉作業…、そうであるなら、なおさら、ロードマップを早急に見直し、作業員の被曝防護を最重要課題とすべきです。

■2021/12/10 原子力規制委員会【映像資料】東京電力福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋内調査の様子(2021年11月26日撮影)
https://www.youtube.com/watch?v=SJE46oSbdIw&t=1s

■2021/12/10 原子力規制委員会【映像資料】東京電力福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋内調査の様子(2021年11月25日撮影)
https://www.youtube.com/watch?v=T3gnTMNeJak&t=1s


No.93 2021/12/8

 

「なぜ、原発が福島に? 半世紀、反原発運動を続けて来た石丸小四郎さんに聞く」

三春町住民が続けいている「今さら聞けない原発の話 今だから聞ける避難者の声」の第6回目は石丸小四郎さんです。どうぞご覧ください。


■第6回 今さら聞けない原発の話 今だから聞ける避難者の声
なぜ東京電力の電気を1ワットも使わない福島に、東京電力の原発があるのでしょうか。今回は双葉地方への原発誘致に疑問を持ち、建設当時から原発反対運動を続けてこられた石丸小四郎さんのお話と、ドキュメンタリー「まぼろしのひかりー原発と故郷の山」を上映しました。*公開するのは石丸小四郎さんの講演部分のみとなります。

■「なぜ、原発が福島に? 半世紀、反原発運動を続けて来た石丸小四郎さんに聞く」
https://www.youtube.com/watch?v=SSV6NuqfJsw
《石丸小四郎さんプロフィール》
1943年 秋田県に生まれる。
1964年 結婚を機に富岡町民となる。
1966年 原発建設に疑問を持ち学習を続ける。
1972年 「双葉地方原発反対同盟」の結成に参画する。
1990年 同同盟代表となる。
2011年 原発過酷事故に遭い秋田県に避難する。
同年  いわき市の住民として現在に至る。
・1998年より「脱原発情報」発行責任者(No238号を数えている)
・2011年 第23回多田瑤子反権力人権賞を受賞
・著書 「福島原発と被曝労働」明石書店



No.92 2021/12/8

 

『汚染水を減らすための抜本的な対策』 柴崎直明さん

続けてのご案内です。過日、オンラインできなかった柴崎直明さんの講演会動画です。以前、私も柴崎先生のオンライン講演を拝聴したことがありますが、とても分かりやすく、汚染水問題を考える上で、とても重要な課題を指摘されています。ぜひご覧ください。

■『汚染水を減らすための抜本的な対策』 柴崎直明さん(福島大学教授)講演会(12月4日)

「海といのちを守る福島ネットワーク」のYouTubeチャンネル

 

https://www.youtube.com/watch?v=txsS7CFGACI


No.91 2021/12/8

 

シンポジウム“復興の人間科学2021”『福島原発事故10年の経験から学ぶ』~当時小学生だった若者達との対話から

 

下記のシンポジウムは、原発核事故当時小学生だった若者たちが率直なトークを行い、大きな反響を呼んでいます。なお、シンポジウムは5部構成で、8時間に亘る長時間の動画ですので、全部視聴するのは難しいかと思われますが、まずは、【第1部】5人の学生の発表はぜひご視聴いただければと思います。【第3部】動画1時間あたりから、学生たちのクロストークもあります。


【早稲田大学人間総合研究センター】
シンポジウム“復興の人間科学2021”『福島原発事故10年の経験から学ぶ』~当時小学生だった若者達との対話から

原発事故による避難生活という過酷な人生体験を小学生の時期に経験した被災者は、今年で17歳〜22歳となります。現在大学生となった被災当事者は、あの震災をどう受けとめ,またこの10年間をどのような社会経済状況におかれ、どのような心理状態で、どのように思考を重ね、どのように生き抜いてきたのでしょうか。

本シンポジウムにおいて、心身医学・精神医学(辻内・熊野)、医療人類学(金・辻内)、発達心理学・児童福祉学(平田)、発達行動学(根ケ山)、臨床心理学(桂川・金)、教育心理学(桂川)、社会心理学(日高)、環境心理学(小島)、社会福祉学(多賀・増田・岩垣・猪股)、地域福祉学(増田)、精神保健福祉学(岩垣)、公衆衛生学(扇原・日高・岩垣)、社会学(多賀・辻内)、文化人類学(金・辻内)、法学・政治学(猪股)といったトランス・サイエンス(学際的・学融的)の観点から、未来を担う若者達の語りを傾聴し、対話を重ねていくことに意義があります。

本チームがこれまで10年間に行ってきたシンポジウムでは、「今被災者にとって何が問題なのか?被災者をいかに支援すべきか?」というテーマを中心に、被災当事者の方たちと専門家が対等な位置関係で互いに学び合う機会を作ってきました。中でも、本シンポジウムの特記すべき点は、震災当時小学生であった若者の経験と考えから学ぼうとする新しい取り組みにあります。


20211121 UPLAN【第1部】被災当事者学生による講演
https://youtu.be/cm1hntUNNRY

20211121 UPLAN【第2・3部】金菱清「現在大学生になる被災当事者との対話から私たちは何が学べるか」・被災当事者学生によるパネルディスカッション
https://www.youtube.com/watch?v=rwnGM-oEWH0

20211121 UPLAN【第4・5部】萩原裕子「被災当事者の語りに耳を傾け学ぶことの意義」・シンポジウムのまとめ
https://www.youtube.com/watch?v=Vq26iiL3K-g