代表が発信する「福島原発核事故関連情報」です


No.26 2020/9/15

 

福島原発関連情報です。

■2020/09/14 北海道放送 原発に依存してきた過疎の村…“核のごみ”処分場調査に賛否 北海道神恵内村
https://news.yahoo.co.jp/articles/44eab73de516703570dcee512f57e884d188a5e2

■2020/09/14 東北放送 宮城・女川町議会 原発再稼働求める意見書可決
https://news.yahoo.co.jp/articles/341e8372ee7dcec4216ec68fcaedaff96a1f52d9

■2020/09/12 NHKWeb 国・東電と住民が意見交わす
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200912/6050011680.html?fbclid=IwAR2rnTnkAZigX_B77qkcpsF1q8U7m-5SQVzb82eyiJxWEFy8m_OJQQK307g
片岡コメント:東電は相変わらず、ガンマ線しか測れない測定器で、ベータ線を出すトリチウムを測り、針は振れないと説明しています。しかし、9月3日のこれ以上海を汚すな!市民会議主催の意見交換会で、資源エネルギー庁・木野参事官はこの矛盾を問われ、この測定は正確ではないことを認めました。

■2020/09/10 テレビユー福島 自民党総裁選 石破氏・岸田氏が福島県訪問 被災地で語ったこと
https://news.yahoo.co.jp/articles/8692350a45c2720c769bf014ec1d6345817c866e?fbclid=IwAR2rnTnkAZigX_B77qkcpsF1q8U7m-5SQVzb82eyiJxWEFy8m_OJQQK307g
片岡コメント:
『石破氏「政府としては2つのことは最低やらねばならない。1つはそれが絶対安全ですということを責任を持っていうこと。もう一つは海洋にしても大気中にしても、それは国際社会の理解を得るために政府は何ができるかということであります」』
→石橋氏、絶対に安全とは言えません。国際社会に汚染水を流す日本を理解してもらうことは無理です。
『岸田氏「簡単な話ではありませんが、多くの被災地のみなさんの心を考えたならば、政府として早急に方向性を示すこういった姿勢は誠に大事なのではないか』
→岸田氏、被災地の心とずれています。

■2020/09/06 福島民友新聞 「震災・原子力災害伝承館」双葉に20日開館 記憶...風化させぬ
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20200906-533794.php

□東日本大震災・原子力災害伝承館HP
https://www.fipo.or.jp/lore

□2020/09/11 エッセイ 福島の原発事故被災者レポート(7) 黒い雨と涙雨 KATRIN
https://wan.or.jp/article/show/9137?fbclid=IwAR2rnTnkAZigX_B77qkcpsF1q8U7m-5SQVzb82eyiJxWEFy8m_OJQQK307g


No.25 2020/9/11

 

福島原発核事故関連情報です。やはり汚染水放出のニュースが多い昨今です。
片岡輝美
■2020/09/11 東京新聞 敷地再利用に100年以上必要 第1原発廃炉で原子力学会(添付は新聞の切り抜きです。転載はしないでください)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/54682/

■2020/09/11 毎日新聞 新政権に委ねられた汚染処理水処分 現場で見た絶対取り除けないモノ
■2020/09/11 福島民報 福島県からの放出に懸念 茨城県知事「新たな風評も」
■2020/09/08 民の声新聞 【114カ月目の汚染水はいま】「遠い海域での海洋放出が望ましい」 福島市長が市議会で異例の反論 「『福島』と付かない場所」求めるもロンドン条約違反の指摘

http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-481.html

■2020/09/05 民の声新聞 【114カ月目の汚染水はいま】「陸上保管を」「公聴会開いて」 市民団体がいわき市で意見交換会 エネ庁担当者「海に流しても影響小さい」「理解得るべく努力続ける」

No.24 2020/8/17

 

下記のWeb Siteは常時さまざまな情報を発信しています。アップデートにご活用ください。

□元SF小説家・春橋哲史のブログ(フクイチ事故は継続中)
https://plaza.rakuten.co.jp/haruhasi/diary/202008050000/?scid=we_blg_after_fb01&fbclid=IwAR2z_s6tFB779sy1dF_gMK5qkkYQDWOpa-3hVY_BcegwV_fGO7HWAG4B8xo

□NHK 40年後の未来へ 福島第一原発の今
https://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/

□認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね
https://tarachineiwaki.org

□子ども全国ネット情報ブログ こまもる便り
http://kodomozenkoku-news.blogspot.com

 

続けての情報です。ご覧ください。

■2020/08/15 note  和田珠輝 証言①また、どこかで原発事故が起きたら20ミリ基準が適応される。そうさせたくないから裁判をやったんだ
https://note.com/momsrevo/n/nda48b1c3d2db?fbclid=IwAR0qhweoW0hLyp_qNWF0q_s0GqflP6UFyaJHfjn_ZQVoQLTDrxYkeAhncfA

■2020/08/15 讀賣新聞 処理水保管継続反対
https://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20200815-OYTNT50010/?fbclid=IwAR3Z3awRczhOFFlxuvE7c9ad98t7s-j0VavNcn63GiY2nC8mJjXi-a60dP8

■2020/08/12 テレビユー福島 福島県の「東日本大震災・原子力災害伝承館」9月20日開館
https://news.yahoo.co.jp/articles/55cbd056bc1565c05ad2a1af84949a47857c66aa

■2020/03/11 NHKクローズアップ現代 原発事故 避難者の心に何が?9年目の大規模調査
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4396/index.html?fbclid=IwAR1QBQ7s9GupYVwerlHmKYHfOjK_Ym8lpEsr5ILDFwpIpaUnhLwBhOJTthg

 


No.23 2020/8/14

 

お盆休み、夏休み、いかがお過ごしでしょうか。
情報が多いのですが、福島原発核事故関連情報をお届けします。ご覧ください。

■2020/08/13 河北新報 風評の実相(3)常磐物 まず安定供給
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1216/20200813_01.html?fbclid=IwAR3kkYXwk-lVWVqcUJawfXXilCyvPXGWiwzqrsil6ck9GOa9AUd76qSdXLw

■2020/08/11 東京新聞 「世界最悪」レベルの事故から9年半に 空から見た福島第一原発の今
https://www.tokyo-np.co.jp/article/48385

■2020/08/11 東北放送 原発事故で故郷失う 仙台地裁 国の責任認めず
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb932fb50faa1d851a249486af29bf90abd0b5ed

■2020/08/08 テレビユー福島 除染土覆わずに再利用 環境省が方針
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4008ac8b284ad366cacc7e8cd1de2b0f635240f?fbclid=IwAR2H98uHXedauID-k_CcgDTpZhKOsj5g6KX63kb0d4nDeCBB96wcU0Gh65A

■2020/08/01 韓国中央日報 過去にロシアを糾弾したが…安倍首相、原発汚染水120万トンを放流?
https://japanese.joins.com/JArticle/268727?sectcode=A00&servcode=A00

■2020/07/31 東京新聞 汚染処理水の海への放出「反対」 福島県の市町村議会で意見書相次ぐ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/46023?fbclid=IwAR2HOCYu2QQjuTBGdEP26zyDQik9262m70osfgGTHUNGWtEJ46xE1X7-8DA


No.22 2020/8/13

 

FoE Japanより下記の案内がきましたので、お知らせします。

みなさま(重複失礼・拡散歓迎)
FoE Japanの満田です。FoE Japanは、ピースボートの協力のもと、福島原発事故の今を伝える動画を多言語で順次公開しています。

今回は2人の子どもを連れていったん避難し、帰還したある福島のお母さんの声をまとめた映像を英語、フランス語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、ドイツ語、スペイン語の7言語に翻訳して公開しました。インタビュー映像を多言語に翻訳するのは、これで4作目になります。

このお母さんは、出産後、関西方面へ避難し、家族3人で過ごしていましたが、避難先での暮らしは、住まいの問題や避難者に対する周囲からの心無い言葉などもあり、決して楽なものではありませんでした。避難から5年後、福島に戻ることを決断します。帰還したのち、避難できなかったお母さんから、「避難させてあげられなかった自分を責めたり、避難した人達はいいよねという話を聞くことも」あったといいます。一方で、「避難した人も大変だったのね」って言われ、「ストンと落ちた」「同じ言葉をかけてあげたいと思います」と語ってくれました。ぜひ、海外に発信していただければ幸いです。

日本語)https://www.foejapan.org/energy/fukushima/200812.html
英語)https://www.foejapan.org/en/energy/doc/200812.html

映像は以下からみることができます。ぜひこの機会にチャンネル登録を!
日本語 https://youtu.be/GYY16xcLA-s

各言語の動画はこちら(11分30秒)
英語 https://youtu.be/e_cH_CnvtTY
フランス語 https://youtu.be/agI1d5GIfYs
韓国語 https://youtu.be/Ok1cLNtq5B4
繁体字 https://youtu.be/7oNXSW2hXeM
簡体字 https://youtu.be/HVdGonDB_9Q
ドイツ語 https://youtu.be/zFRRoqOrCyo
スペイン語 https://youtu.be/4ghaNY2OwWg

※「見える化プロジェクト」その他のインタビュー(日本語)はこちら
https://311mieruka.jp/info/category/testimonial/

※ミエルカプロジェクトでの情報発信のために、ご寄付募集中です
郵便振替口:00130-2-68026 口座名: FoE Japan
または、城南信用金庫 高円寺支店 普通358434  エフ・オー・イー・ジャパン
振り込み後、「ミエルカへの寄付」などとご連絡ください。
問い合わせ先:国際環境 NGO FoE Japan URL: www.foejapan.org
TEL: 03-6909-5983  / FAX: 03-6909-5986 E-mail:info@foejapan.org


No.21 2020/8/7

 

原発核事故被害の報道を続けているテレビユー福島・木田修作記者の取材です。ご覧ください。

木田記者のコメント
浪江町津島地区で復興拠点整備のために進む住宅の解体。築300年の家を解体する男性に話を聞きました。伝統や日常の痕跡を中断した原発事故と、それを覆うようにして進む「復興」とは一体何を目指しているのか。「情けない」と言った男性の言葉が忘れられません。

■2020/08/05 テレビユー福島 ふるさとの自宅解体 福島県浪江町の住民葛藤
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ed059739f35edf754d2ad14efaf8c782a34fdf1?fbclid=IwAR208OmQfNo0Cr8_yCkKFXl7HvwvtOYJar1naAfveplY04hBUA8ecpz_C9M


No.20 2020/8/6

 

今野寿美雄さんは子ども脱被ばく裁判原告団代表です。浪江町のご自宅が先日、解体されました。その思い、避難者の今を青木美希さんが伝えています。
また今年3月、FoE Japanが今野さんのご自宅を取材とインタビューをアップしました。ぜひ観て、聴いてください。

■2020/08/03 TOKYO SLOW NEWS 福島の避難者の今 朝日新聞記者:青木美希さん
https://park.gsj.mobi/voice/show/22188

■2020/03/22 FoE Japan 福島ミエルカプロジェクト:福島県浪江町から避難した今野寿美雄さん
https://www.youtube.com/watch?v=J9ibyJN_Tr0&fbclid=IwAR13imuvR90oghDRFcHpradl0iJ7NR2BVLc9faPGTtpeZYFEt9nGsPNaamI


No.19 2020/8/1

 

福島原発核事故関連情報です。ご一読ください。

■2020/07/31 東京新聞 同意なく被ばくデータ使用の論文2本を撤回 早野東大名誉教授ら執筆
https://www.tokyo-np.co.jp/article/46110
関連情報 OurPlanet-TV 被曝データの提供「不適切」〜伊達市調査報告書 :http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2484

■2020/07/30 共同通信 東電、9月にも処理水再浄化試験 福島第1原発、高濃度の2千トン
https://this.kiji.is/661529621857682529?c=39546741839462401&fbclid=IwAR3jm0vstGkjLjj-DsGecr7EgUCZoQ4W7apU0F016m1_GWEXmAgO3u66EIc
本来はこの再浄化試験を行ってから「処理水の取り扱いに関するパブコメ」や関係者の意見聴取会を開き、そこで試験結果を提示して、処理方法を協議すべきです。再浄化が現実的なのかどうかも全く分からないにもかかわらず、処理方法に関するパブコメを始め、〆切の前日にこのような発表をするのは県民国民に対して誠実であるとは言えません。海洋放出ありきのパブコメではないかと疑われても仕方ないと思います。

■2020/07/29 NHKWEB 青森 六ヶ所村 核燃料再処理工場 審査に正式合格 原子力規制委
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200729/k10012538381000.html

■2020/07/25 脱原発情報 発行:双葉地方原発反対同盟
https://drive.google.com/file/d/1vydpHB8qojSY0nWZcpkt7yFHyQr_MPMN/view?fbclid=IwAR0xKhNSX4Uut5n8iDfbGRSzysKbxQ3tzBdR6umcrZ7rh0vdtNDT7u8ODXw

□2020/08/08 子ども全国ネット周年記念「10年目のほうしゃのう〜各地&各分野の活動団体に聞く現状と課題〜」オンライン開催決定
http://kodomozenkoku-news.blogspot.com/2020/07/8810.html
片岡輝美が子ども脱被ばく裁判の報告を担当します。

□子ども全国ネット情報ブログ:http://kodomozenkoku-news.blogspot.com/search/label/最新情報&ニュース
同団体の情報ブログもご覧ください


No.18 2020/7/27

 

「これ以上海を汚すな!市民会議」には、汚染水の取り扱いに関するパブコメに提出された意見書が届き、許可を得てFacebookに掲載しています。昨日掲載した下記のパブコメは問題点が明確に記載されているので、こちらにも転送します。どうぞご一読ください。

多核種除去設備等処理水の取扱いに関する書面での意見 2020年7月15日
S.T(元日本原子力研究所研究員)
提出先: 経済産業省 資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 原子力発電所事故収束対応室

1.未知が多い放射線の生物影響
 トリチウム等を含む大量の放射能汚染水の海洋等放出の妥当性について検討するに当たって、まず第一に確認すべきは、放射線の生物への影響については、その多くが未知のまま残されているということです。

 原爆被爆のように、一度に大量の放射線に被曝すると、主に多数の細胞の死による脱毛、下痢、さらには個体の死などの急性の影響が現れることは、多数の被爆(曝)者の犠牲によって実証されました。しかし、急性症状に至らずとも、主に遺伝子に損傷を受けた細胞群の数十年にわたるふるまいに基づく晩発性の影響については、未だ研究の端緒にあると言わざるを得ません。ガンマフィールド(放射線育種場)で農作物及び果樹・林木等の植物の品種改良に利用されているように、放射線が遺伝子に突然変異を生じることは否定できない事実です。

その遺伝子の数は、ヒトの1つの細胞に2万数千個ですが、もし1個の遺伝子が独立に一つの生体機能を受け持つと仮定すると、この数では免疫機能だけ果たすのにも不足であり、多数の遺伝子が協働して多様な生体機能を担うことで、はじめて必要な生命活動が適時的に実行され、生命の維持が可能となっているとされています。つまり、生体の細胞は、地球環境の中で30数億年かけて育まれてきた、いわゆる複雑系の最たるものであり、近代科学はようやくその糸口にたどり着いたものの、全容解明は恐らく人智を超えていると考えられます。従って、放射線による遺伝子損傷が限定的であったとしても、その影響がいつ、どのような形で発現するか正確には予測できないことになります。また、その損傷部位はランダムであることが放射線被曝の特徴ですから、細胞の防御機能である損傷の修復、ガン化の抑制、細胞の自死といった機能が損なわれる確率も無視できません。

よく、生物は自然放射線の中で生存・進化してきたのだから、ある程度の被曝は恐れることはないと言われます。しかし、現在、私達の多くは既に何らかの病的な遺伝子損傷を蓄積しているとされています。生物は、自然放射線を主因とする遺伝子損傷を累代積み重ねつつ、重度の損傷ほど早期に淘汰され、かつ、その環境への若干の適応応答も加わりながら、現在のバランスを形成してきたものと考えられます。その自然放射線と同レベルの被曝である年間1mSvを、原子力利用の代償として全人類に強要することは、将来に測り知れない禍根を残すことになる恐れがあります。

なお、原子力利用を推進する人達には、疫学的な証明がなされない限り、被曝のリスクは認承されないとの姿勢が顕著ですが、上記の事情から晩発性の影響について疫学的方法には限界があるので、予防的な考え方や対応策が不可欠だと考えられます。

 以上のことから、私達が、今、将来世代のために唯一なし得ることは、放射能を漏らさないよう閉じ込めておくこと、そして、これ以上地球上に放射能を増やさないことだと思います。私達は不用意に原子力利用に手を染めた結果、既に大量の放射能を蓄積してしまいました。その一部を空中や水中に放出するほか、最終的にはすべてを地中や地表に埋め捨てて、時間的な減衰と空間的な拡散・希釈により、後始末をつけようとしています。しかし、放射能発生者である私達だけの判断で、将来世代への負荷を無くするためとの口実の下に、将来世代の手の施しようのない状況を作ってしまうのは余りに無責任であり、許されないことだと思います。


2.公衆被曝の厳正な評価が必要
東電の検討素案では、トリチウムについて、法定濃度(6万Bq/l) 以下で放出するとして、公衆被曝は評価されることなく、風評被害だけが問題であるかのように演出されています。そして、WHOの飲料水基準の1万Bq/l が強調されていますが、こんな水を乳幼児に飲ませることのできる人がどこにいるのでしょうか。

放射線影響研究所の研究者によると、1.4億Bq以上のトリチウム水を1回腹腔内に投与されたマウスは、700日以内にほぼ全数が骨髄腫を発症することが確かめられており、生物学的効果比(RBE)は、ICRP(国際放射線防護委員会)推奨の1より大きい2.5と評価されています( 佐渡敏彦他「放射線および環境化学物質による発がん」医療科学社、2005年)。トリチウムが特別に安全な放射能だとする言説こそ風評であり、環境への放出に先立って、公衆被曝について厳正な評価がなされなければなりません。

海洋放出に関しては、参考とすべき前例があります。1954年の米国によるビキニ環礁での水爆実験では、多くの人が被曝し、大量の水産物が放射能汚染により廃棄されましたが、米国政府は、久保山愛吉さん(マグロ漁船第五福竜丸無線長)の死は放射能が原因ではない、海洋の放射能汚染は速やかに拡散されるので問題はない、と強弁しました。これに対し、わが国の当時の専門家達は、「放射線症死」と明言するとともに、水産庁は海洋調査船「俊鶻丸」を派遣して、広範囲の海水中と水棲生物中の放射能濃度を測定し、濃い放射能のプルームが海流に乗って存在し続けるため、放射能は容易には拡散しないこと、及び、生物種や核種によっては数万倍にも及ぶ生物濃縮が起こることを実証しました(湯浅一郎「海の放射能汚染」緑風出版、2012年)。当時の米国政府の過ちを被爆国のわが国が見習うようなことがあってはならないと思います。

 以上のことから、以下の項目に関する調査・検討を踏まえて、厳正な公衆被曝の評価を追加されるよう要求します。
①水中放出の法定濃度限度は,経口摂取による内部被曝が公衆の被曝限度の年間1mSvを越えないように定められているが、これは被曝を最小限にするという基本的考え方に反しているので改める必要がある。原発や再処理工場でさえ、通常運転時における線量目標値を年間0.05mSvとしている。
②摂取量当たりの被曝線量は、実効線量係数(単位:Sv/Bq)として与えられているが、トリチウムに関するわが国やICRPの値は、欧州放射線リスク委員会(ECRR)の値に比べて約10分の1である。過小評価していないかどうか調査・検証が必要である。 
③福島近海は親潮と黒潮が合流する世界でも有数の好漁場であるが、潮目の季節変動や年変動がある。魚は基本的に潮流に乗って移動するとされ、上述の放射能プルームの挙動と重なる。汚染水放出による漁場への影響や水棲生物の汚染の可能性について詳細な事前調査が不可欠である。

3.トリチウムの分離・除去方法の開発
トリチウム水(HTO)は普通の水(H2O)と化学的性質が同じであるため、分離が困難だとされていますが、HとTでは原子の重さが3倍違うため、内部振動モードが大きく異なるものと考えられ、物理的方法だけでなく、化学・生物学的方法によっても、比較的容易に実用的な分離・除去方法を開発できる可能性があるのではないでしょうか。放射能汚染水の環境への放出をしないで、トリチウムの分離・除去方法の開発をぜひ十分検討していただけるよう要請します。 (以上)


No.17 2020/7/21

 

「細野豪志元大臣が生出演"福島原発の処理水"海洋放出は妥当?竹山と討論」と、タイトルにはありますが、細野氏も竹山氏も海洋放出の賛成派です。反対の立場からFoE Japanの満田夏花さんが討論に参加しています。大声だけの竹山氏、タンクの中身に言及しない細野氏の話には忍耐が必要ですが、後半、満田さんがきっちりと問題点を指摘します。どうぞご覧ください。

ABEMA-TV:https://gxyt4.app.goo.gl/2XC5b

 


No.16 2020/7/19

 

福島原発核事故関連情報です。ご覧ください。
■2020/07/18 民の声新聞 【東日本大震災・原子力災害伝承館】主眼は〝原発事故のリアル〟ではなく「復興の歩み」 初代館長の高村昇氏が福島県知事を表敬訪問 「私はアーカイブの専門家では無い」とも

■2020/07/17 テレビユー福島 トリチウム水5回目の意見聴取 反対意見相次ぐ 

■2020/07/16 福島民報 発言者に天下り官僚 原発処理水の意見聴取会合 (記事を添付しました)
これ以上海を汚すな!市民会議Facebookより「7月16日の福島民報。経産省が進める意見聴取会の発言者に、身内である天下り官僚が目立つことを取り上げている。意見聴取会の全体の計画も日程も一般市民には知らせないまま、直前になってからの発表が多い。明日17日は第5回目の意見聴取会が福島市で開かれるが、それが経産省のホームページに載ったのは、県議会が7月8日(水)に閉会になった週の10日(金)の夕方だった。出席者が福島県議会、福島県青果市場連合会、福島県水産市場連合会、福島県内住民(「福島県原子力発電所の廃炉に関する安全確保県民会議」構成員)となっているので、県議に確かめると何も聞いていないとのこと。本来であれば県議全員に伝えるべきではないだろうか?結局は福島県議会となっていても、議長が出席して意見を述べるのだそうだが、議長は自民党6期の太田光秋氏だ。県内で21市町村から海洋放出反対などの意見書が上がっていることをしっかり伝えるだろうか?このような意図的な意見聴取会では県民、国民の意見を聞いたということにはならない」
■グリーンピース 福島の声を聴いてくださいー福島県の20市町村議会汚染水意見書全掲載

No.15 2020/7/16

 

福島原発核事故関連情報です。ご覧ください。

■2020/07/15 田村バイオマス訴訟支援の会発行のニュースレター第8号
http://gomif.blog.fc2.com/blog-entry-685.html?fbclid=IwAR2DRTwbqGT1RG1_h6AhbvwNUUro7pKT-4LXHvaRfdwcYB9kfKUpyNRGwno
まもなく田村市内に約4000部が新聞折り込みされる予定です。

■2020/07/14 NHK福島 はまなかあいづ 「若者たちが訴える“重要なのに深まらない議論」
https://www.nhk.or.jp/fukushima/hamanaka/past.html
過去の放送(4日分)の7月14日の動画から選んでください。私のPCでは動画開始まで、かなり時間がかかりました。辛抱強くお待ちください。

■2020/07/14 NHK福島 NEWS WEB 第一原発水処分 漁業者説明会
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200714/6050010961.html?fbclid=IwAR02VPgQW5QG99-EAPWEbQ4ni35JNiXEbrO5XE4S47VNyy60r5Nsw_qIyfs

■2020/07/14 民の声新聞 【中通りに生きる会・損害賠償請求訴訟】東電の控訴で舞台は仙台高裁へ 第1回口頭弁論は9月15日、即日結審望む原告。東電は改めて権利侵害否定
http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-463.html

■2020/07/11 毎日新聞「 これが我が古里・浪江町津島 全520戸ドローン撮影 現在も避難の住民、DVDに」
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200711k0000m040067000c.html

■2020/03/11 ハーバービジネス 福島核災害を「美談」に仕立て上げた映画『Fukushima50』が描かなかったもの
https://hbol.jp/214557
古い記事ですが、備忘録のために掲載します。


No.14 2020/7/13

 

福島原発核事故関連情報です。ご覧ください。

■2020/07/07 OurPlanet-TV ヨウ素配布から健康調査まで〜医大未公開資料が語る新事実
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2511
事故直後、福島県では40歳以下の浜通り、中通りの県民に、特に20歳以下には必ず安定ヨウ素剤を配布することが検討されていました。しかし、山下俊一氏の登場により、その検討はなくなっていったことが、岩波書店「科学」2020年7月号に掲載されています。筆者、麻田真衣記者はプロメテウスの罠・第38章を担当した方です。今、驚くべきこの記録に多くの関心が集まっていますが、改めて、公文書を残すことの重要性を感じます。

■2020/06/30 東京新聞 「五輪で福島を忘れさせようと…原子力緊急事態宣言は今も」小出裕章(元京都大学原子炉実験所助教)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/38847?fbclid=IwAR2brFn1LvpgcMWCJfBeV81EdZGQXymtC-yIADIKqIfexzrYcWF4J9P8dGY

■2018/09/25 原発とめろ!新橋アクションのブログ 「フクシマ事故と東京オリンピック」小出裕章(元京都大学原子炉実験所助教)
https://blog.goo.ne.jp/shinbashi_action/e/5c346f115d06fb83bc2527f2b1cf5c50


No.13  2020/7/9

 

福島原発核事故関連情報です。ご覧ください。

■2020/07/08 テレビユー福島 福島県が東電へ個人情報漏えいか フリージャーナリストが申し入れ
https://news.yahoo.co.jp/articles/94e0d94b9ec39d9fdc9c84520aa84672589d5b02

■2020/07/08 東京新聞 原発のない国へ 汚染処理水の海への放出「反対」 福島県の市町村議会で意見書相次ぐ
https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/1569?fbclid=IwAR3s7RrF3ml2jWs0TUUZstbUdqLD5E3bllGc1em0yfa3LwMuTIKt43615aw

■只見町議会意見書
https://drive.google.com/file/d/1wkd2X3XiDONxvP5pGHrffCXUg826M-yQ/view?usp=sharing

■2020/07/07 福島民報 只見町議会 処理水海洋放出反対の意見書可決

■2020/07/06 NHK 福島Newsweb 妊娠・出産の甲状腺がん患者支援
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200706/6050010866.html


No.12  2020/7/6

 

以下は「これ以上海を汚すな!市民会議」からの情報です。ご覧になり、また拡散してください。
よろしくお願いします。

汚染水処分に関する19自治体の意見書を下記のURLにまとめましたので、ご覧ください。
浪江町は、3月と6月に意見書を提出しているため、意見書本数は20となっています。

■福島県市町村議会ALPS処理汚染水に関する意見書一覧
 https://drive.google.com/file/d/1aDtW4C2_mN005y2uMV4lQA-RGAgfskJG/view


No.11  2020/7/4

 

福島原発核事故関連情報です。ご覧ください。

■2020/07/04 毎日新聞 東日本大震災 福島第1原発事故 6町村の帰還困難区域協 飯舘村離脱 復興拠点以外の除染、方向性に違い /福島
https://mainichi.jp/articles/20200704/ddl/k07/040/029000c

■2020/07/03 河北新報 資源エネ庁、デブリ取り出し装置を公開 グラム単位で回収へ 福島第1
https://news.yahoo.co.jp/articles/d01bdc9ec4be88c5426de5ca342f6d8e0c00406a

■2020/07/02 河北新報 復興拠点外地域の放射線防護策 内閣府が規制委に諮問
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1090/20200702_01.html

■東京新聞 原発のない国へ
https://genpatsu.tokyo-np.co.jp

■国際環境NGO FoE Japan ふくしまミエルカプロジェクト

https://311mieruka.jp
東電福島原発核事故被害や現状がとても分かりやすくまとめてあります。

 


No.10  2020/7/2

 

朝日新聞デジタルが掲載した記事とそれをテーマに書かれたパブコメをご紹介します。

経産省が2014年国際公募した中に、ロシアから提案されたトリチウムの分離できる可能性があったとのこと。でも、その可能性は専門家会議「トリチウム水タスクフォース」は「直ちに実用化できない」と結論づけました。その後、多核種除去設備等処理水の取り扱いに関する小委員会で取り上げられた経緯は、私が報告書を斜め読みした限りでは見当たりません。
■同小委員会報告書 https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/osensuitaisaku/committtee/takakusyu/pdf/018_00_01.pdf

下記の記事から高木仁三郞市民科学基金の鈴木譲さんが書かれたパブコメも掲載します。ぜひ読んでみてください。
超科学音痴な私ですから、的外れの意見かもしれませんが、このロシア企業が提案したトリチウム除去の可能性も、ALPSがまともに機能していることが、大前提かな…とも考えます。いずれにせよ、海洋放出という結論を急ぐのではなく、ALPSが期待どおりに放射性物質を除去し、なおかつトリチウムも除去する行程を検討するなどの余地はあるという視点からも、とても貴重なパブコメだと思います。

■2020/06/22 朝日新聞デジタル 福島)第一原発、処理水のトリチウムは分離できる?
https://digital.asahi.com/articles/ASN6P6QV8N5YUGTB01H.html?fbclid=IwAR3lmYTrY2YpukWZ3zypzlf6iLjayObERzrCuxWW7uQb_INFMBGteo4UzWY

■以下、鈴木 譲さんのパブコメです。
福島第一原発で発生した汚染水の海洋放出は絶対に容認できない
その6 多段蒸留法によるトリチウム除去装置を導入すべき
朝日新聞6月22日朝刊福島面(17ページ)に,「処理水のトリチウム分離可能」と題する記事が掲載された.ほぼ同じ内容の記事は,同日のデジタル版(以下のURL)に「第一原発、処理水のトリチウムは分離できる?」と題して掲載されている.
https://digital.asahi.com/articles/ASN6P6QV8N5YUGTB01H.html
水を蒸発,冷却して凝縮させた時,軽水の沸点100℃に比べてトリチウム水の沸点がわずかに高い101.5℃なので,ごくわずかなトリチウム水の濃縮効果が得られる.この装置はこの原理を利用し,350段もの蒸留を繰り返すことで99%以上のトリチウム水を回収し,高濃度に濃縮させるものである.トリチウム水の濃縮は電解法や,近畿大学が開発した多孔質体による方法が知られるが,そうした中で蒸留法は技術的に最も単純なものであり,実用化に向けてのハードルは極めて低い.
そもそもこの装置は,汚染水対策に取り組む経産省が2014年に国際公募したトリチウム水の分離試験事業に採択されたものの一つでロシア企業が開発した.試験では経産省が求めたレベルの5倍の分離性能だったという.そして蒸留塔を40本に増やすなどして,試験の100倍の1日480トンが処理できる実用施設を政府に提案している.ここまで実用性がある装置ができながら,この分離技術は政府内で十分な議論がされなかったという.試験からまもない16年6月,経産省の専門家による会合「トリチウム水タスクフォース」は「直ちに実用化できる段階にある技術が確認されなかった」と早々と結論づけ,以後は海洋放出などの議論に移ったという.これが事実なら国民感情として許しがたい.経産省は「更なるデータ取得が必要であることに加え、実プラントには、長期運転や安定性の試験も行う必要がある」と説明したというが,4年もあればそれらの課題がクリアされ,実用化段階に至ったことも十分考えられる.いったい何のために国費を使って試験を行なったのか!最初から最も安上がりの海洋放出ありきで,その後の検討はポーズに過ぎなかったのではないのか.事故を起こした責任ある立場として,周辺住民,漁業者はもちろん,事故処理を懸念する国際世論に対する犯罪行為とさえ言える.
この単純な装置はトリチウムさえ除去できるのだから,他の核種の混入は全く問題にならない.ひょっとするとALPSさえ無用かもしれない.トリチウムなど放射性核種が試験結果の通りに除去できれば,確実なモニタリング体制を整えた上で海水希釈することなく放出しても問題ない.これなら風評被害など起こりようがない.濃縮されたトリチウム水は,体積が6000分の1になるという.これなら減衰するまでの長期保存も容易である.費用もたかだか790億円だという.ある程度膨らんだとしても廃炉経費に占める割合はわずかなものでしかなく,全く問題とならない.この装置の存在はすでに世間に知れ渡り,もはや隠しおおせるものではない.断固,導入すべきである.
以上転載終わり。


No.9  2020/6/30

 

福島原発核事故関連情報です。ご覧ください。
■2020/06/28 東京新聞 双葉病院の遺族が東電提訴へ 救助されず遺体3週間放置
■2020/06/27 福島民報 【処理水意見書】県民代表の声は重い(6月27日)
■2020/06/25 河北新報 福島第1原発の処理水処分法 決定時期、秋以降にずれ込みへ
■2020/06/24 毎日新聞 Jヴィレッジ除染土 再利用
■2020/06/24 毎日新聞 基準値超え山菜 売買

No.8  2020/6/26
FoE Japanが添付のような資料を作成しました。とても分かりやすいのでご紹介します。
以下、FoE JapanのFacebookから転用
処理汚染水について、福島県の自治体議会が続々と「海洋放出反対」「陸上保管を求める」「慎重な審議を」という意見書を可決しています。図は報道などをもとに、現在の状況をまとめたもの。海洋放出反対・陸上保管、慎重な審議を求めるなど18の自治体が採択しています。その他、郡山市、伊達市が今後、審議するとのこと。各地の市民の方々が請願に動いた結果です。
▼福島民報の報道はこちら。https://www.minpo.jp/news/detail/2020062576578
日本全国で考えるべき問題だと思います。
▼経産省は、7月15日まで、一般からの意見を公募しています。https://www.foejapan.org/energy/fukushima/200407.html#top

No.7  2020/6/25

 

汚染水の海洋放出に関する情報です。

■2020/06/25 NHK福島放送局 はまなかあいづオンライン
https://www.nhk.or.jp/fukushima/hamanaka/

■2020/06/25 NHKふくしま はまなかあいづ 海洋放出に関する報道・前半
https://movie-a.nhk.or.jp/sns/qGg/kb6kh88u.html?fbclid=IwAR1FAS7lUmmKZAqZIMh-wV6FX8J1PJjH5kBzVrkWPQ06GSlTPfyCrKlSCvo

■2020/06/25 NHKふくしま はまなかあいづ 海洋放出に関する報道・後半
https://movie-a.nhk.or.jp/sns/qGg/l0h98617.html?fbclid=IwAR1o6qj3LGuaXFkitzIf9DGvmacaBuUGA4tkap1PM3_t9RS9u3_94GW88mA

■2020/06/25 福島民報 政府の対応「不十分」 17市町村議会、意見書可決 処理水
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2020062576578

■2020/06/23 東京都小金井市議会 処理水放出に反対する意見書が賛成多数で可決
https://drive.google.com/file/d/1aCgSSnU0q6aC-jATUznnEzZKqE7BLTWs/view?fbclid=IwAR1hMAiftZtBR9AvoIOQqVgDeQFGicxkNSdVynATaQzTVffWGml_FuF255Q

 


No.6  2020/6/23

 

下記の通り、全漁連が特別決議を出しました。いよいよ世論が広がっていることを実感します。ご一読ください。またパブコメも2200件が寄せられているようです。経産省の担当者が「同じ人が何度も出しているようですけど…」と言ったとか。それだけ読んでいることも間違いないようですね(笑)。全漁連の特別決議をバックアップするためにも、引き続き、パブコメを出しましょう。

■福島第一原子力発電所事故に伴う汚染水の海洋放出に断固反対する特別決議
https://www.zengyoren.or.jp/cmsupload/press/154/20200623tokubetuketugiosensui.pdf

以下上記より全文引用


   福島第一原子力発電所事故に伴う汚染水の海洋放出に断固反対する特別決議


 福島第一原子力発電所事故に伴う「多核種除去設備等処理水(ALPS処理水)の取扱いに関する小委員会」がとりまとめた「水蒸気放出及び海洋放出が現実的な選択肢であり、海洋放出の方が確実に実施できる」との報告書を踏まえ、政府において、その処分方法を含む取扱方針を決定する検討が行われている。

漁業者はもとより、全国民を挙げて新型コロナウイルス感染症の拡大防止と、その甚大な影響からの回復に向け懸命な努力を続けている中で、このような広く国民全体で議論すべき重要な問題が一部の関係者で進められていることに、我々は強い不信と憤りを禁じ得ない。

 我が国の沿岸漁業者は、これまで、廃炉の促進、汚染水問題の収束に向けた取組の必要性に理解を示し、苦渋の決断ながら地下水バイパスやサブドレンの運用などに協力してきたところである。

 しかしながら、汚染水であるALPS処理水の海洋放出は、国内外における風評被害の更なる広がりなど、地元はもとより、全国の漁業者が進めてきた我が国水産物の信頼回復に向けたこれまでの努力を水泡に帰すのみならず、我が国漁業の将来にとって壊滅的な影響を与えかねない重大な問題である。国は、これまで我々漁業者に回答してきた、「汚染水について関係者の理解なしに放出は行わない」とする方針を遵守していかなければならない。

 

 JFグループは、これまで一貫して主張してきたとおり、全国の漁業者、国民の理解を得られない汚染水の海洋放出に断固反対する。


 以上、決議する。

2020年6月23日
            全国漁業協同組合連合会 通常総会

引用終わり


No.5  2020/6/17

 

■FoE Japan原発事故被害の「見える化プロジェクト」★原発事故避難者が語る、あの日の記憶〜映像を5か国語で公開
https://www.foejapan.org/energy/fukushima/200615.html
東電福島第一原発事故から9年がたちますが、今も続く事故被害がどんどん「見えない化」されつつあります。FoE Japanは原発事故被害の「見える化」プロジェクトに取り組んでおり、その一環として、避難者や農家、漁業者をインタビューした映像を日本語で公開しています。今回は、自宅が帰還困難区域になり、関西へ避難した菅野みずえさんのインタビューを英語、スペイン語、フランス語、中国語、韓国語の5か国語に翻訳して公開しました。

菅野みずえさんは、当時の避難の様子を中心にお話してくださいました。原発事故から3日が経過した3月15日、息子さんと飼い犬とともに、耕運機のガソリンを軽自動車に入れて避難されました。「ようやく高速にのり、最初に入ったコーヒーチェーン店でラテを飲みはじめたら涙が止まりませんでした」と語る菅野さん。そのわけとは…?。ぜひご覧ください。    FoE Japanメールマガジンより抜粋

■2020/06/16 原子力問題調査特別委員会
https://www.youtube.com/watch?v=BVfJrpeRp4s&fbclid=IwAR3IBO0YrpVpyGfIHgMIHveGxqp8eR5oZquiXj5rd5E-HgMtoraRHe8SiEY
開始から1時間後に立国社の日吉雄太、斉木武志、宮川伸、本多平直議員、共産の藤野保史議員の質疑です。六ヶ所再処理工場などの論点が明確で、聴きごたえがありました。更田原子力規制委員長、経産省副大臣は相変わらずの答弁でしたが…。


No.4  2020/6/11

 

汚染水放出反対を採決する議会が増えてきています。また、その影響でしょうか、国担当者の態度が変わってきているかもしれません。

■2020/06/10 テレビユーふくしま Nスタふくしま トリチウム水放出に反対決議
https://youtu.be/tUMvhxTbz2Q

■2020/06/10 日テレNEWS 原発の処理水「理解なければ放出しない」
https://www.news24.jp/nnn/news86528684.html

□六ヶ所再処理工場審査書案に係るパブリックコメントは明日が〆切です。一言でも十分です。一緒に意志表示をしましょう。
○Facebookでつながっている春橋哲史さんのブログを添付します。参考にしてください。
https://plaza.rakuten.co.jp/haruhasi/diary/202006080001/

○私が提出するパブコメ(その1)です。
世間一般の常識から考えて、建設計画から27年も経って完成していない工場は、それだけでも科学的技術的に完成も稼働も全く不可能である証拠です。その間の巨額の投資は、例え稼働しても採算を見込むことは困難で、結局は国民につけが回ってきます。また2016年に高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉が決定し、核燃料サイクル事業そのものが成り立たなくなっていると言えます。つまり、六ヶ所再処理工場は、既に科学的、技術的、経営的に既に破綻しているのです。この理由から本審査書案を「適合」とする結論に反対します。よって、この六ヶ所再処理工場建設は断念するしかありません。

 


No.3  2020/6/7

 

テレビユー福島のNスタふくしま・木田記者による報道を2本、福島民報記事を添付します。

■2020/06/06 TUF(テレビユー福島)Nスタふくしま トリチウム水処分 若者らが海洋放出訴え
https://www.youtube.com/watch?v=hoP8asl5Em8&feature=youtu.be&fbclid=IwAR2-fYDLlp-168qvxP0AoRob8PGpPRtXmBe9ez7T8K7SWOHD8bpmdrpNm-4
これ以上海を汚すな!市民会議・大河原さきさんからの報告です
「6月6日(土)郡山駅前で県内の若者たちのグループDAPPEが、汚染水の海洋放出反対を訴えました。若者たちが呼びかけると、若い人たちのチラシの受け取りがよかったです。「これ以上海を汚すな!市民会議」のメンバーも隣でスタンディングをしました。」

■2020/06/06 福島民報
汚染水放出関連記事を添付します。

■2020/06/05 TUF(テレビユー福島)Nスタふくしま 除染なし解除 住民から異論
https://www.youtube.com/watch?v=hTV8x1y65E4&t=2s&fbclid=IwAR2rZmk1GC7N5cRFA160-tXfExNh68eKUvYwdpZVy7FiX44cUHq_UHIZXto
こちらも国の無責任さが大きく問われる問題です。
今年3月末、東京五輪の聖火リレーは走らせるために、避難区域の一部を解除にしました(福島県知事は聖火リレーのために解除したのではないと言っていますが)。そもそも聖火リレーはこの「除染なし解除」の露払いだったのではないかと想像します。そして、聖火リレーがなくなっても「除染なしの解除」に踏み切ろうとしているでしょう。住民の方々の言葉は真っ当な意見です。「元通りにする余力はない」という言葉が10年の長さを物語ります

 


No.2  2020/6/4
五輪聖火リレーは、未除染のままで解除するつもりの露払いだったのでしょうか。
■2020/06/04 福島民報 政府未除染でも解除検討
■2020/06/04 福島民報 【避難指示解除】市町村の意向踏まえよ
■2020/06/03 福島民友 未除染でも避難解除、政府が検討 原発事故の帰還困難区域

■2020/06/01 東京新聞 TOKYO WEB ヤフオク、メルカリなどで放射性セシウム基準値超えの山菜出回る


No.1  2020/6/1

■2020/05/28 東京電力ホールディングス 東通原子力建設所における保安規定認可申請書の提出について
https://www.tepco.co.jp/press/release/2020/1542328_8710.html
おしどりマコさんからのコメントです。「原発事故がまだ収束してなくて、‬‪廃炉作業もヒューマンエラーが多発したり、‬ベテランや元請け責任者が率先してルール無視したり、‬WBC替え玉が横行してたり、‬‪そんな酷い状況の中、‬東京電力が、東通原発を新規建設する計画が着々と進行してるなんて、本当に信じられない!!」

■2020/05/26 民の声新聞 【県民健康調査】学校での甲状腺検査は「コロナ」で1学期中止、「妊産婦に関する調査」も終了へ~第38回検討委員会は〝3密〟避けweb会議、トラブル続きで議論低調
http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-450.html

■2020/05/25 共同通信 東電、被ばく検査で「替え玉」福島第1原発の作業員、31件
https://this.kiji.is/637638986814391393?fbclid=IwAR3E53_n66dqt2OmJ6_-PkIA-RRHGeIAr8YAok8S6Z-DS4YwZ8fKSQHRGfE

■2020/05/22 毎日新聞 原電の無断書き換え・削除80カ所に 敦賀2号機資料 規制委、影響議論へ
https://mainichi.jp/articles/20200522/k00/00m/040/188000c?fbclid=IwAR2DoID2KLayHEiY0T8r0g00LmY59lcUX4Kh6NFw8nqpalRnZGO4DsdWDWw

■2020/05/22 ブログ「風たよりー佐藤かずよし」汚染水、創世会の再質問と国の回答
https://skazuyoshi.exblog.jp/29019796/?fbclid=IwAR2LXA3dMtkF7v5M92Ur-I2PmMIvyL8FxwHwI4C7-zJO5pHBUmZpBdVF-U4